「お米のシューアイス」 旧６年１組

「お米のシューアイス」7月発売! 子供のアイデア商品化

5月上旬、千葉県市川市の市立行徳小学校に、この春に同校を卒業した旧6年1組の生徒たちが集まり「お米のシューアイス」の試食会に出席しました。

「米粉入りのパンをみんなが1カ月に3個（1日に7グラム）食べたら食料自給率は1％アップします」。試食会に集まった地域の人たちに向けて、子供たちが懸命にプレゼンテーション！1個にコメが30粒入ったものと45粒入ったものを食べ比べてもらった結果、45粒入りを支持した人が多く、パッケージにも新たなアイデアが出ました。

【お米のシューアイス】 「洋菓子のヒロタ」が子供たちからアイデアを得て商品化に成功。7月から発売予定。

しかし商品化には試行錯誤の連続でした。例えば、子供たちのレシピでは冷やご飯を使ってアイスクリームを作っていたが、メーカーではそうはいかない。炊いたご飯は粘りが出て均一に混ざらず、工場の機械との相性とも問題がある。試行錯誤の結果、もち米を蒸して乾燥させたものをシロップに付けて戻すことで、粒感の残る食感を出すのに成功しました。


下の写真は「お米のシューアイス」を考案した旧６年１組の子供たちです。キャラクターやキャッチコピー、商品名も考えたそうです。子供たちの豊かな発想が実を結んでヒットするといいですね。