甲斐女流四段が女流王位を奪還、里見初のタイトル失冠

里見香奈女流王位に甲斐智美女流四段が挑戦した第24期女流王位戦五番勝負の第5局（東京新聞）が6月17日（月）に東京・渋谷区「将棋会館」で行われ、後手の甲斐女流四段が118手で里見女流王位を下し、タイトルを奪還しました。

甲斐女流は、22期以来の2期ぶりに女流王位に復位、通算3期目となります。一方の敗れた里見女流は、初のタイトル失冠で、女流五冠から女流四冠となりました。

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60手目△４五銀捨ての大技(飛車・角両取り)から△４五桂馬の活用で局面をリードしつつそのまま逃げ切りました。里見香奈はタイトル戦での負けは初めて。