インフルエンザの予防と対策

2014年1月16日(現在)　インフルエンザが猛威をふるっているようです。

ここで正しい知識と予防・対策について調べてみました。

●インフルエンザと風邪の違い

インフルエンザと風邪は喉の痛みや咳(せき)など、よく似た症状がありますが、違いもあります。
インフルエンザは局所症状(喉、鼻水、くしゃみ、せき)の他に全身症状(頭痛、関節痛、筋肉痛)があり
風邪にくらべ急激に発症します。風邪の時期は年間を通してですがインフルエンザは1月～2月がピークです。

●感染経路

【飛沫感染・ひまつかんせん】
感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウィルスが放出され、他人がそのウィルスを口や鼻から吸い込み感染します。

【接触感染・せっしょくかんせん】
感染者がくしゃみや咳を手で押さえ、その手が周りの物に触れてウィルスがつき、他人がその物にふれてウィルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。

スイッチやドアノブ、電車のつり皮などには気をつけましょう。

【インフルエンザ ウィルス】
インフルエンザウィルスはウニのような突起で粘膜の細胞に入り込み増殖します。


インフルエンザで特に怖いのは肺炎などの合併症！
安静にして養生すればたいていは約1週間(軽度なら2・3日)でおさまります。もしそれ以上続いた場合には、肺炎や気管支炎などの合併症を併発している可能性が高いので、すぐに医師の診断を受けてください。

ウィルスはアルコール消毒で死滅！
外出後はこまめに手を洗いましょう。アルコール消毒が有効です。

【予防接種(ワクチン)】
インフルエンザが発症する可能性を減らし、重症化を防ぐ効果がありますが
予防接種をうけても感染する場合もあります。
また予防接種を受けて数週間後に効果がでますので早めに受けましょう。


インフルエンザや風邪に特効薬は存在しません。
万が一感染したら、栄養のあるものを摂って、横になって十分な睡眠を取りましょう。