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土用の丑の日はウナギですね!

明日7月29日は土用の丑の日です



土用の丑の日とは?

土用とは、年4回の季節の移り変りを指します。
立春・立夏・立秋・立冬

丑の日は十二支(子丑寅卯辰巳牛未申酉戌亥)からで昔は日付も示していました。

土用の丑の日とは特に夏の土用の丑の日と呼ばれるようになりました。
また年に1日か2日あり2日ある場合は一の丑・二の丑といいます。

今年の土用の丑の日は明日・7月29日だけです!


鰻を食べるようになった有力説は?


鰻を食べる習慣には諸説がありますが、平賀源内説が有力ですね!

商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行った。源内は、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めた。すると、その鰻屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという説です。

「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という風習があったとされ、鰻以外には、梅干や瓜などを食する習慣もありました。

その他では、平仮名で墨汁を使って毛筆で書いた「うし」と言う文字が、まるで2匹の鰻のように見えたからと言う説もあります。


ニホンウナギが絶滅危惧種に指定


鰻の稚魚(シラスウナギ)の不漁傾向が続いています。
今年だけは5年振りに好転しましたが、危機的状況は変わっていません。

99%が養殖!

世界最大の鰻消費国の日本で年間消費量は約10万トン! その99%は養殖です。
国内養殖は約2万トン! 残りは中国と台湾から輸入しています。

また仔魚から生き残る割合(生存率)は1%にも満たないため、鰻は世間の高値の華となっていますね。


ウナギの一生


ウナギの卵は直径約1.6ミリで海で生まれます。

仔魚はレプトセファルスと呼ばれ約1~6センチで海で育ちます。

稚魚はシラスウナギと呼ばれ約5~6センチとなり海から川に上ります。

川で育った稚魚はクロコと呼ばれ、やがて親ウナギになり川から海に下り産卵します。



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